≪ダイヤモンドについて≫

ダイヤモンドは天然で最も硬い物質です。和名は金剛石。
4月の誕生石。石言葉は「永遠の絆・純潔・不屈」など。

ダイヤモンドは無色透明のものよりも、黄色みを帯びたものや褐色のもののほうが多く産出されます。無色透明のものほど価値が高く、黄色や茶色など色のついたものは価値が落ちます。しかしブルーやピンク、グリーンなどは稀少であり、無色のものよりも高価で取引されています。また、価値の低いイエロー・ダイヤモンドでも、綺麗な黄色であれば価値が高くなります。
2010年に南アフリカで発見され『サンドロップ』と名付けられたイエロー・ダイヤモンドにサザビーズは「セイヨウナシ」の形をした装飾的で光り輝くイエローダイヤとしては世界最大」と賞賛。
最も希少で最も魅力的な「ファンシー・ビビッド・イエロー」の鑑定書を付ました。
このダイヤモンドは2011年11月ジュネーブで行なわれた競売において、1000万スイス・フラン（約8億4000万円）で落札されています。
また20世紀末頃から、黒色不透明となったブラック・ダイヤモンドがアクセサリーとして評価され、ティファニーなどの宝飾品に使用されています。

ダイヤモンドの品質を評価する米国宝石学会が制定した国際基準に4Cがあります。
この4Cとはカットされた宝飾用ダイヤモンドの色（カラー color）、透明度（クラリティ clarity）、重さ（カラット carat）、研磨（カット cut）の4点から評価し、それぞれの頭文字から4Cと略されています。
ダイヤモンドの「鑑定書」には、この4Cが記載されます。

色（カラー)

マスターストーン（基準石）を基に判定され、無色に近いほど高く評価がされます。
逆に、イエローがかっているものほど評価が下がります。ただし、ダイヤモンドはピンクやブルーのカラーダイヤモンドもあり、それらの色が無色以上に高く評価される場合もあります。

透明度（クラリティ）

傷やインクルージョン（内包物）の大きさ・位置・数によって判定されます。

重さ（カラット）

石の重量。1ctは0.2g。

研磨（カット）

唯一人の手が評価される要素です。ラウンドブリリアントカットの場合にのみ、 カットに対する評価がなされ、プロポーション（形）とフィニッシュ（仕上げ）が評価の対象となります。

近年はダイヤモンド自体のスペックを測る4Cではなく、見た目の美しさによって価値を見出す指標を考えるなど、その存在価値が見直されています。

≪買い取り実績≫

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